クリトリスの全貌|外だけじゃない“内部クリトリス”の秘密
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

2. クリトリスの構造
└ 外に見える部分(亀頭)
└ 内部に広がる“内部クリトリス”
3. 神経と快感のつながり
└ 神経の数はペニスより多い?
└ 脳に届く快感のルート
4. クリトリスの刺激方法とコツ
└ 外側の刺激テクニック
└ 内部クリトリスへのアプローチ
└ 痛みを避けるための注意点
5. オーガズムとの関係
└ 外イキの特徴
└ 中イキとの違いと関連性
目次
1. はじめに|クリトリスは“外だけ”じゃない
「クリトリスって小さな突起のことじゃないの?」
「外を触ると気持ちいいけど、それだけ?」
──多くの女性がそう思っているかもしれません。
実際、クリトリスは「小さな突起」として知られていますが、それは全体のほんの一部に過ぎないのです。
最新の研究で明らかになってきたのは、クリトリスは氷山の一角のような器官であるということ。
見えている部分は亀頭と呼ばれる小さな突起だけですが、実際には膣の奥や尿道を包み込むように内部に大きく広がる構造を持っています。
つまりクリトリスは「外側を触って気持ちいい場所」ではなく、女性の快感全体を支える中枢なのです。
この記事では、クリトリスの構造と神経の秘密、外側・内側の刺激法、そしてオーガズムとの関係までを徹底的に解説します。
「外だけ」と思われがちなクリトリスの全貌を知ることで、あなたの快感の地図はぐっと広がるはずです。
2. クリトリスの構造
外に見える部分(亀頭)
一般的に「クリトリス」と言われているのは、外陰部の上にある小さな突起部分です。
これは「亀頭」と呼ばれ、ペニスの亀頭と似たように神経が密集しているため非常に敏感。
わずかな刺激でも大きな快感を感じやすく、触れ方によって「心地よさ」と「痛み」のどちらにも転びやすい繊細な部位です。
「少しこするだけでゾクゾクした」
「逆に強すぎて痛かった」
──そんな経験をした人も多いのではないでしょうか。
内部に広がる“内部クリトリス”
しかし実は、この突起部分は全体のほんの一部にすぎません。
最新の研究で、クリトリスは膣や尿道を包み込むように内部に広がっていることがわかってきました。
その形は「Y字型」あるいは「左右に枝分かれしたような形状」をしており、脚(脚部)や球体(前庭球)と呼ばれる部分が膣の奥にまで広がっています。
この内部クリトリスは、外側だけでなく膣内部の性感帯(GスポットやAスポット)とも深く関わっていると考えられています。
つまり、外からの刺激だけでなく、挿入や膣内の圧力によっても間接的にクリトリスは刺激を受けているのです。
「外と中がつながっている」
これこそが、クリトリスの最大の特徴であり、女性が多様な快感を得られる理由でもあります。
3. 神経と快感のつながり
神経の数はペニスより多い?
クリトリスが敏感なのは、約8,000本もの神経線維が集まっているからです。
これはペニスの亀頭に存在する神経の数よりも多く、女性の身体の中でも最も敏感な部位のひとつといわれています。
この神経は全身の快感神経とつながっており、触れられると一瞬で脳に信号が届くため、鳥肌やゾクゾク感として体全体に広がるのです。
「ほんの少し触れられただけでビクッと反応した」
──そんな経験は、この神経の密集が理由です。
脳に届く快感のルート
クリトリスからの刺激は、陰部神経を通じて脊髄 → 脳へと伝達されます。
特に大脳辺縁系と呼ばれる「感情や快感をつかさどる領域」が活性化し、心地よさや興奮として感じられるのです。
つまりクリトリスの快感は「局所の反応」ではなく、脳全体が感じている体験。
だからこそ、触れ方や心理状態によって「快感」になったり「痛み」になったりと感じ方が変わるのです。
さらに、外側の亀頭部分と内部クリトリスは連動しているため、
外からの刺激でも膣奥まで快感が伝わり、全身を震わせるようなオーガズムに発展することもあります。
クリトリスの神経はまさに、女性の快感ネットワークのハブといえるのです。
4. クリトリスの刺激方法とコツ
外側の刺激テクニック
まずは“直接触れない”ウォームアップから
いきなり亀頭に触れると痛みになりやすい。
最初は恥丘・外陰唇・太ももの内側を撫でて、血流とリラックスを高めよう。
基本の3ステップ(間接 → 準直接 → 直接)
- 間接:指腹でクリトリス包皮の“上から”円を描く。小さくゆっくり、圧は軽め。
- 準直接:左右から“挟む”ようにスライド。上下ストロークと円運動を交互に。
- 直接:湿った指先や潤滑ジェルを使い、亀頭を“点で押す→離す”を短く繰り返す。
リズムと圧のコツ
- テンポは心拍より少し遅いくらいから。気持ちよさが出てきたら微増。
- 圧は「まぶたを撫でて痛くない強さ」が目安。痛み→圧を半分に。
- 技を“固定”しない。円→上下→タップ→長押しを30〜60秒で切り替える。
バイブ・吸引トイの使い方(外刺激)
- バレット型:最弱から包皮越しに。当てっぱなしにせず、角度と位置を微調整。
- 吸引タイプ:空気を抜かず“空間を作る”イメージで軽く密着。最弱→1段階ずつ。
- 潤滑:水溶性ジェルを“薄く”。摩擦を消して振動を伝えやすくする。
- バリアテク:タオル/ショーツ越しに当てると刺激がマイルドになり痛みにくい。
体位と呼吸で感度ブースト
- うつ伏せグラインド:枕やクッションに骨盤を預け、骨盤を前後に小さく揺らす。
- 膝立ち前傾:下腹部を軽く引き上げ、吐く息を長く。吐く瞬間に快感が乗りやすい。
- ケーゲル併用:心地よさが来た波で2〜3秒だけ“ギュッ”。過収縮はNG。
内部クリトリスへのアプローチ
“内部クリトリス”は前壁側で反応しやすい
膣の前壁(おへそ側)に沿って、クリトリスの脚・前庭球が広がる。
ここへの圧や揺れは、外クリ刺激と相乗効果を生みやすい。
内外コンビ(C外+G内)の黄金パターン
- 指×指:片手で包皮越しに円、もう片手の1〜2本を“おへそ側へ曲げる”ように小刻みに。
- トイ×手:外は弱めの吸引、内はカーブしたGトイで“押す→止める”の静的刺激。
- ラビット:外アームは最弱固定、内アームは角度優先で速度は低速をキープ。
角度・圧のマッピング
- 狙いは膣前壁の“12〜2時方向”。恥骨の少し内側を「押して待つ」。
- “かき寄せ”動作より、1〜2cmの微小ストロークが神経に乗りやすい。
- 30〜45秒ごとに圧を微調整。快感が逃げたら“圧↓速度↓”で再同期。
相性の良い体位・ポジショニング
- ミッション+骨盤下に薄枕:前壁が当たりやすくなる。
- 騎乗位(前傾):骨盤を“円”ではなく“楕円”で回すと前壁に長く当てられる。
- 側位:外側に手を入れやすく、内外同時が安定。
痛みを避けるための注意点
“痛みスイッチ”を踏まない基本
- 乾いたまま摩擦はNG。必ず潤滑ジェルを薄く。
- 長時間の一点当ては痺れ(まひ感)を招く。10〜15分ごとに休憩 or 位置変更。
- 爪・指先の角質に注意。指腹で、皮膚を“引っ張らない”方向に動かす。
- 強すぎる吸引/振動は“布越し”で減衰させると安全。
コンディションに合わせる
- 月経前・疲労時は過敏/乾燥しやすい。間接刺激メインに切替。
- 産後・更年期は潤いが不安定。水溶性 or シリコン系ジェルを常備。
- 持続する痛み・灼熱感・触れると強い違和感がある場合は、無理をせず医療機関へ。
コミュニケーションとアフターケア
- 合図を決める(早め/弱め/場所変更)。言葉にするほど快感は安定する。
- 終了後は温かいタオルで包み、深呼吸でクールダウン。水分補給も忘れずに。
- トイは中性洗剤で洗浄→完全乾燥。共有時はコンドーム使用。
5. オーガズムとの関係
外イキの特徴
外イキ=クリトリス亀頭への直接刺激によって起こるオーガズム。
振動やタッチで比較的短時間で達しやすく、ピークも分かりやすいのが特徴です。
- 体の表面に近い部分が強く反応する
- 全身に「ゾクッ」と電気が走るような快感
- 比較的コントロールしやすく、セルフプレイにも向いている
ただし刺激が強すぎたり長時間続くと、亀頭部分が痺れやすく「もう触れない」となることもあります。
そのため、強弱やリズムの緩急が大切です。
中イキとの違いと関連性
一方で中イキ=膣奥から得られるオーガズムは、時間がかかる分、深く持続的な快感が広がりやすいといわれます。
- 膣前壁(Gスポット)や奥(Aスポット)を介して感じやすい
- 体の奥からじんわり熱が広がるような感覚
- 外イキより「余韻」が長く続くことが多い
実はこの中イキもクリトリスが深く関与しています。
内部クリトリスが膣の周囲に広がっているため、挿入や圧迫によって間接的にクリトリスが刺激されているのです。
つまり「外イキ」と「中イキ」はまったく別物ではなく、クリトリスを中心に連動している快感と考えることができます。
外と中を組み合わせることで生まれる“複合オーガズム”もあり、
外側を刺激しながら膣奥にもアプローチすると、波が重なってより強烈で全身的なオーガズムへとつながります。
「クリトリス=外だけの快感」ではなく、オーガズム全体の司令塔として理解すると、自分の体をもっと楽しめるようになります。
6. まとめ|クリトリスを知ることは快感を知ること
クリトリスは「小さな突起」だけではなく、内部に大きく広がる複雑な構造を持ち、
約8,000本もの神経が集中する、女性の快感の中心的存在です。
外側を刺激する「外イキ」も、膣奥からの「中イキ」も、根本的にはクリトリスとつながっています。
つまり、快感のカギを握っているのはクリトリスといっても過言ではありません。
大切なのは、「自分に合った刺激を探すこと」。
強さ・リズム・角度は人によって違うため、正解はひとつではありません。
外と内を組み合わせたり、呼吸や体位を工夫したりすることで、今までにない快感に出会えるはずです。
クリトリスを知ることは、自分の快感を知ること。
その理解が深まれば、セックスもセルフプレイももっと自由で心地よい体験へと広がっていきます。


